ひきこもり先生の4話が公開されました。
このドラマはもっと注目されてもいいと思います。なぜならば学校のイジメなどの問題に着目したドラマであり現代の問題提起になっているからです。
視聴していると悲しくて泣けてきます。陽平(佐藤二朗)の演技も素晴らしいです。
ひきこもり先生の4話を視聴してみんなから感想やコメントが届いているので公開します。ネタバレも含みますのでご注意のうえ読み進めてくださいね。
ひきこもり先生4話のあらすじ
同級生にいじめられて登校するのが辛くなった生徒に陽平(佐藤二朗)が言った「無理して学校に来なくていい」という言葉が波紋を呼び、学校を休む生徒が続出。いじめゼロ、不登校ゼロを方針に掲げる榊校長(高橋克典)は、教育委員会の聞き取り調査を受ける陽平に「この学校にはいじめがない」と証言するように迫る。生徒の将来のためと説得された陽平は、教育委員会にうそをついてしまい、それを苦に再び家にひきこもってしまう。
ひきこもり先生4話みんなの感想!ネタバレあり
学生たちや先生の痛み
年を取って涙もろくなったからか、泣きました。顔芸満載の4話でした。口では「いじめはない」と言っても、あの顔なら「あります」って言っているようなものなんだがなぁ。
自分自身は引きこもりとは縁のない能天気な学生生活を送っていたけれど、学生たちや先生の痛みがとても伝わってきました。
子どもにとって絶対的な存在の親である陽平の、一人の人間としての弱さや、大人の事情も、若いゆいちゃんには伝わらないんだよなぁ…。
視聴者はやきもきさせられる。番組制作者の思惑にはまってます(笑)校長先生はもっと癖のある俳優さんの方がしっくりきます。そしてヨーダ、余命半年って酷すぎるだろっ!
彼には幸せになってほしい。色々な立場での、様々な理由があり、今後どうまとめていくのが楽しみです。現実は厳しいからドラマだけでもハッピーエンドを望みます。
学校の保身のために嘘をついてしまった陽平(佐藤二朗)
学校は誰のためにあるのだろうと疑問を投げかけられる回でした。いじめがあるのに学校や校長先生の保身のために嘘をついてしまったひきこもり先生。
その罪悪感からひきこもり先生がまたひきこもりとなり、しばらく学校に行くこともできなくなった。生徒さんたちも心配するが先生方はなぜひきこもり先生が欠席しているのか教えない。
学校における校長の権力の強さを感じました。そのようななか、ひきこもり先生の言葉で学校に来ることも苦しかった生徒さんが励まされたとSTEPルーム(教室に入れない生徒を受け入れる教室)の担任の先生が聞き、生徒さん達に休んだ理由を伝えた。
その後、生徒さんがひきこもり先生の家に行き、苦しかったら学校に来なくていいんだと自分が言った言葉を生徒さんから伝えられる。生徒さんや関わりのある人達のそのようなやり取りによる励ましなどのおかげでひきこもり先生は再び学校に来ることができた。
ひきこもり先生が生徒さんのために、安心して学校生活を生徒さんが送ることができるために帰ってきたんだと校長先生に伝えたところが学校は誰のためにあるのかということの答えだと思います。苦しい時は苦しいと言える学校であってほしい。
陽平(佐藤二朗)ひきこもり先生の決意
校長先生は、この学校では「不登校0、いじめ0」であるという。
しかし実際には違う。教育委員会の人が面会で、ひきこもり先生に「この学校にはいじめがありますか?」と質問します。引きこもり先生は、事前に校長先生から暗に「この学校には不登校は無い」と答えて欲しいと言われ、「不登校は無い」と嘘をついてしまいます。
その後、ひきこもり先生は、そのことで大変苦しみ、また学校に行けなくなり、またひきこもってしまいます。ひきこもりの辛さが私にもよく理解出来ました。
前回の場面で、ひきこもり先生が「学校には行かなくてもよい」と言ったことが、校長、親からも問題視されました。しかし、そのクラスの生徒達は、「その言葉で救われた」と言いました。ひきこもり先生が学校に数日間来ないので、生徒達は心配します。
そこで生徒達はひきこもり先生の家の近くへ行き励まします。感動したひきこもり先生は次の日、学校へ行きます。学校で校長先生に「無理をしないで」と言われます。
ひきこもり先生は「私は無理をします。私はもう逃げません。私は子供達の為に良い学校にします」と宣言します。先生の決意に私は感動しました。今回も素晴らしい内容でした。
学校気持ち悪い
今回も泣きました。「学校気持ち悪い」今回のキーワードですね。いじめはなくならないと思います。言い切るのはよくないけど。現実見て可能性で言うとかなり低い。
今私の職場でもいじめがあります。そのいじめの中心は50代の女性です。学生でも、若者でもなく。家庭を持つ、成人の子を持つ大人の女性です。そんな大人の方がいじめの中心にいて、20代や30代の女性達をコントロールして、好きにやってます。
私は男なので関わらなくて済んでいますが、関わらないのが精いっぱいで、いつターゲットにされるかわからない。そんな状況です。周りを見ればみんなそんな状況。ひきこもり先生の先生たちと同じですよね。
見て見ぬふり。上司も見て見ぬふり。工場長も面倒がって現場にまかせっきり。部長も、社長も責任逃れ。
みんな自分がかわいい。それは普通だと思う。だけどそうやって普通にしている事が結構辛くて、おかしいなとか、間違ってるとか、そんな風に感じて、なんか気持ち悪い。
そんな会社をいつか出れるように副業を始めました。ひきこもり先生から話がそれてしまったようですみません。
いじめは無かったという「嘘」
再び引きこもりに戻ってしまった陽平の葛藤が、見ていて辛かったです。陽平が引きこもりに戻ったのは、決して彼のせいではないのです。
いじめはなかった。この嘘は、本当に生徒のためなのでしょうか。単なる世間体を気にしてのことではないでしょうか。大勢の人が関わる学校で、いじめゼロや不登校ゼロは不可能だと思うんです。
子供達のために、学校に戻る決意をした陽平は、誰よりも素敵に見えました。
学校というところは、本当は何をしに行くところなのかを、改めて考えさせられました。学校というところは、子供達が多くの知識を学び、そして人間的に成長を遂げる場でもあるのです。
決して、他人をいじめたりいじめられたりするところではないのです。
いじめ本当に無くならない
いじめ本当に無くならないのかなと思わされる話でした。このドラマではいくら真剣に考えて良くしようとすっる教師が居てもここの校長のように「学校から犯罪者を出すのはダメ。」
無理やり握手させて終わりってかなりありますよね。小学生、いや幼稚園児向けの対処かよ。それで解決させたと自己満足してるようではね。
本当、見ていて幼稚だなと思いました。この校長は。呆れるほどにね。伝えられない苦しさ、伝わらない苦しさ、助けたい苦しさ、助けられない苦しさ、今週も苦しかった。
“この人、今、苦しいんだな”て気付けるだけでいいのかもね。もっともっと、多くの視聴者を巻き込んで欲しいですいじめって学校が退屈だから退屈しのぎにやってるのも居るんだ。
受ける側を見て楽しんでるんだからな。人の心として歪んでるなと思いました。だから、もっと徹底的にやらなければいじめなんてなくなる通りが無い。。