おかえりモネ39話あらすじ
耕治(内野聖陽)が新次を永浦家へ運んだ第38話。第39話では、耕治や亜哉子(鈴木京香)、龍己(藤竜也)の前で、新次が長い間抱えてきたどうにもならない苦しさを吐露する。離れてその姿を見ていた百音(清原果耶)や未知(蒔田彩珠)。すると、そこに突然、亮が現れ、父の苦悩を聞いたことで、ある行動を起こす。
おかえりモネ39話みんなの感想!ネタバレあり

東日本大震災で及川さんは奥さんを亡くされました
今回は、及川さんの苦しみ寂しさがよく分かる内容でした。
東日本大震災で及川さんは奥さんを亡くされました。最近はモネのお母さんの力もあり、及川さんは、好きな酒もやめ、病院へもちゃんと行き、仕事もそれなりにしていました。
しかし、最近及川さんの息子のりょうから及川さんに連絡がありました。息子のりょうは、メカジキを50本もあげたと本当に嬉しそうな声でお父さんの及川さんに話しました。
及川さんは久しぶりに本当に嬉しく思いました。そこで、気が付いたのは、一緒に喜んで話す相手がいないことでした。奥さんを思い出し、及川さんは島の元家のあった場所に来てしまいました。
お酒も飲みぐでんぐでんに酔ってしまいました。震災から5年も経っているのに奥さんを忘れることが出来ません。及川さんの苦しみを凄く感じました。
現実に東日本大震災で身内を亡くされた方々も同様な気持ちなんだろうと苦しさの一端が分かった様に感じられました。
モネのお父さんは、モネのお母さんが及川さんに色々話して、病院へもちゃんと行ける様にしたことに感謝の意を示しました。夫婦がお互い理解しあえるのは素晴らしいと思いました。
モネのお母さんの噂の相手はしんじさん
モネのお母さんの噂の相手はしんじさんだったのだが、断酒させるために、病院へ付き添っていた事が分かる。しかし飲酒してしまい、モネの家へ運ばれてくる。
なぜ飲酒してしまったかというと、息子のりょうちんがカジキを50本釣った事を嬉しく思っても、それを話す相手が誰も居なくて、大震災で流されて今はもうない自分の家が建って居たところで亡くなった奥さんの最後の声を聞いていたら、飲まずにはいられなかったのです。
とても切ないです。そんな父を迎えにきた息子のりょうちんは、まだ20歳にならないから酒を一緒に飲んであげられないから、母の好きだったカラオケを歌おうとして父を励ます場面にも泣かされました。
奥さんのみなみさんは美しい波と書いて美波と呼ぶようで、海の名前だなと思いました。
失われた5年の歳月
新次さんが、家のあった場所に佇んでましたね。
失われた5年の歳月を想っていたのでしょうか。そこから急に現実に戻り、りょーちんがいい仕事をしたけど、共に喜び合える美波さんがいないと嘆いてましたね。
カラオケがここで回収されるのにはびっくりしました。りょーちんも唄を覚えていたのですね。
それでも、心の穴は埋めようもないものなのですね。希望といえば、未知ちゃんがりょーちんと同じ方向を向いた道に進み続けようとしていることでしょうか。
少なくとも、りょーちんは一人じゃないと思えるのではないでしょうか。りょーちんは百音ちゃんの勉強のための帰省を認めてましたね。他の幼なじみとは全く違う反応が印象的でした。
その上で謝罪してました。謝らなくとも、と思いましたけど。今日がこれからの礎となればいいなと思いました。
5年もの間ずっと苦しんでいた
りょーちんのお父さんは5年もの間、美波さんがなくなってしまったことをずっと苦しんでいたんですね…でも、りょーちんがカジキ50本を釣ったことが相当嬉しかったようですが、
その喜びを共有できるような人がいなくて余計悲しみが膨れ上がります…
だから、美波さんの声の録音を聞いていたんだと分かると、胸が痛みます…その会話をそばで聞いていたりょーちんが美波さんの代わりになろうとしてカラオケをします。
りょーちんのお父さんのことを元気づかせようとしていたんですね…でも、りょーちんのお父さんは立ち直らないと言います…そして、りょーちんはモネとみーちゃんに「ごめんな」と謝ってばっかり…昨日も思ったのですが、りょーちんはすっごい大人みたいです!
本当はつらくても他人のことばかり気を遣って…そのつらさを吐き出せるような人がいたらいいんですどね…コージーの「明日から前を向く日を始めたらいい」という言葉はいいですねぇ。
いつかりょーちんのお父さんが立ち直れる日がくることを祈るばかりです…アヤちゃんは幼なじみ三人の仲間外れになることが嫌で頬を膨らませ、拗ねています!かわいかったですねぇ!
浅野忠信さん演じる新次を中心に歯車を狂わせる
昨日から続く、報われない苦悩と現実の描写。喪失の日から5年経過しても癒えぬ傷は、浅野忠信さん演じる新次を中心に歯車を狂わせる。解決法など存在しない、葛藤の連続。
実際の災害をもとにしているため、リンクする部分から強く感情を揺さぶりのしかかってくる。
そして心を蝕まれるような思いにも駆られる。
鬱々とした展開からは、今週で離脱してしまう視聴者もいることだろう。
しかし私は、こんな経験をどう踏まえどう成長していくのか。未だ課題があまりにも多い災害、そこへ気象予報士としてどう立ちまわっていくのか。そんなモネの物語に期待したいと思う。
その期待すらあざ笑うかの如く、現実にも災害レベルで降り続く。地の悲鳴が聴こえるほどに雨多き朝となってしまった。
震災で大切な人を亡くした方
今日のおかえりモネは涙が止まりませんでした。
私は大切な人を亡くした経験はありますが、借金をしたことがないので浅野さんの演技を見て本当の人の姿はこういうもんなんだろうなとなんとなく知ることができました。
自分の船じゃ意味がないと漁師はせず土木業で少しずつ返済していると聞いたとき立ち直ったと思いまいしたが、立ち直れねえよと浅野さんが言ったとき私は何も分かってないと気づきました。
子供の成長を共に喜べる相手がいないのは本当に辛いのだと胸に響きました。演技なのか本当なのかわからなくなるくらいテレビにかじりついて見てしまいました。
りょーちんの母親を亡くす辛さも計り知れないものがあるのだと気づきました。私は女で母親を病気で亡くしていますが、男の子が母親を亡くす辛さの方が何倍も辛いんだと感じました。
震災で大切な人を亡くした方はたくさんいると思います。
誰かを助けて自分も助かった人もいるでしょう。私はこの一話で大切な人を亡くした人も辛いですが、何も無くさなかった人も同じくらい辛いのだと知りました。
そして最後の場面でモネの父親と京香ちゃんが手を取るのを見て人は生きていくのに支えは必要なんだと改めて思いました。